各宗派
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天台真盛宗
天台宗仏教の一派真盛上人を宗祖とします。真盛上人は社会の秩序を正し世人に安心立命を与えるには道義を強調する円戒と弥陀本願の念仏以外には無い事を悟られ本山西教寺を不断念仏の根本道場とされました。
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浄土宗
浄土宗の宗祖である法然はひたすら念仏を称えればすべての人は救われると教え、民衆を中心に大きな影響を与えました。南無阿弥陀仏と称える事によって心も身体も清らかになって、人生を正しく心豊かに生き抜き死後は浄に生まれて仏様になる事ができると言う事です。
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真言宗
真言宗は平安時代に弘法大使(空海)によって開かれた宗派です。真言密教とも言い「即身成仏」を教えの根幹にしています。これは密教の修行の実践により、誰でもただちに仏になることができるという教えです。密教の教えの実践として手で仏の印をむすび、口で真実の言葉(真言)を唱え、一心に仏を念ずる三密行が説かれています。
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曹洞宗
曹洞宗は、臨済宗、黄檗宗とともに座禅を中心とした宗派で、この三宗を総称して禅宗と言います。宗祖は公租と呼ばれる道元と大祖と呼ばれる瑩山です。道元は永平寺を建て、自らの理想とする正法の提唱と弟子の養成に務めました。また、瑩山は総持寺を建て日本の曹洞宗を有数の大教団に発展させる基礎をつくりました。
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臨済宗 妙心寺派
臨済宗は禅宗の一派で曹洞宗、黄檗宗とともに坐禅を中心とした宗派です。中国から伝えられた臨済宗は栄西禅師が初めて臨済宗を伝えました。花園法皇の勅願によって創建された妙心寺を本山とし、無相大師を開山とします。
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臨済宗 東福寺派
臨済宗は禅宗の一派で曹洞宗、黄檗宗とともに坐禅を中心とした宗派です。中国から伝えられた臨済宗は栄西弾師が初めて臨済禅を伝えました。臨済宗の一派である東福寺派は、京都の東福寺を本山とし、聖一国師を開山とします。
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臨済宗 大徳寺派
臨済宗は禅宗の一派で曹洞宗、黄檗宗とともに坐禅を中心とした宗派です。中国から伝えられた臨済宗は栄西禅師が初めて臨済宗を伝えました。臨済宗の一派である大徳寺派は京都の大徳寺を本山とし、大燈国師(妙超宗峰)を開山とします。
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日蓮宗・法華宗
日蓮宗・法華宗ではお釈迦様の説かれた教えの中でも「法華経」こそが、世の中を救う絶対最高の教えであるとします。法華経を日本に広宣流布した日蓮聖人の教説を通して法華経を理解し、実践していくのが日蓮宗・法華宗です。
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浄土真宗本願寺派(お西)
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人は、法然上人の教えをさらに押し進め、人が阿弥陀仏に帰依する心を起こした時点で浄土に往生して仏になることが約束されると説きました。阿弥陀仏は一切の衆生済度を本願としているのだから、世俗の善悪は関係ない、というのが親鸞聖人の考えです。
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真宗大谷派(お東)
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人は、法然上人の教えをさらに押し進め、人が阿弥陀仏に帰依する心を起こした時点で浄土に往生して仏になることが約束されると説きました。阿弥陀仏は一切の衆生済度を本願としているのだから、世俗の善悪は関係ない、というのが親鸞聖人の考えです。